「根継ぎの極み!腐った柱は継げば良い!」
2021年10月16日(土)
今回は山七建築工房(愛知県尾張旭市)様の柱脚根がらみからの
レベル調整&柱根継ぎ工事です。
瑞浪市の山奥にある古民家で「ポツンと一軒家」に出てきそうな
木造建てで玄関入ってすぐの柱と隣の柱が130㎜沈下してます。
今回はその柱をジャッキと方づえを使って厚鴨居(太い鴨居)で
柱脚を宙ぶらりんにして根元から1000㎜ほどの所を切断します。
添え柱を抱き合わせして補強しますので柱の根継ぎは相掛け継ぎ
で処理しますが、すごく綺麗に直ってしましました。
柱は建物にとって大切な構造部分です。この建物は空き家ですので
ほかっておいたら崩壊の危機さえあります、これで一安心です。
今日の教訓「建物は手を入れることによって!蘇ります!」
いかがでしょうか?
PROFILE
代表取締役社長
安田 厚士
岐阜県立大垣工業高等学校 建築科を卒業。その後、5年間の武者修行を経て、23歳で有限会社 太豊工業へ入社。1級建築士、2級土木施工管理技士の資格を持ち、これまで3,000件以上の施工に携わり、お客様の大切な家・建物を守り続けています。