「ちょっと変わった曳家後の基礎工事!」
2022年07月23日(土)
「ちょっと変わった曳家後の基礎工事!」
本日の現場は(株)伊藤工務店(三重県伊勢市)様の土蔵曳家
工事が完了し、基礎工事まで進むことができました。
弊社の工法は少し変わっていましてベタ基礎(ベース基礎)
を先に打設して、曳家移動後立上りの基礎を作ります。
H型鋼材で宙に浮かすように据付け調整して作業を進めます。
この工法はアンカーボルトで定着させるので耐震にも有効です。
後打ちの立上りなので当然内側にふかして施工しますので
通常120㎜の基礎幅は250㎜となり見た目も頑丈!
土台下には基礎パッキンを取付けるのでパッキン下端に
天端を合わせれば土台とも密着しません。
この工法は曳家工法の据付けとしては最適ですが、床組みを
解体した場合にしか施工はできません。
今週の一言「アンカーボルトで耐震に対応!」
アンカーボルトは大切です、この工法は効果的!!
PROFILE
代表取締役社長
安田 厚士
岐阜県立大垣工業高等学校 建築科を卒業。その後、5年間の武者修行を経て、23歳で有限会社 太豊工業へ入社。1級建築士、2級土木施工管理技士の資格を持ち、これまで3,000件以上の施工に携わり、お客様の大切な家・建物を守り続けています。