大御堂を揚げる
2015年12月16日(水)
今日の現場は一宮市で営業されている社寺建築の老舗、
(株)中村社寺様の一宮市内の伝道院大御堂の嵩上げ工事です。
このお寺は大変由緒あるお寺でしたが、耐震改修か新築かと
色々と検討されたそうですが最終的に現状建物の耐震補強工事
で門徒の方々が納得されたそうです。
工事は現状地べたに建ってましたので500㎜程嵩上げし、
尚且つ腐食の多い柱を300㎜程根切りするという工法になりました。
まずは嵩上げ、電動の油圧ジャッキではなく手動の油圧ジャッキを
今回は使います。
大規模に揚げ方する場合は建物下に鋼材のレールを挿入し
電動ジャッキをセットします。
しかし今回は土台を新設することもありまして
レールを挿入すると2度手間になりロスが多いので今回
手動にしました。
建築業界でも機械化が進んでいますがこういう工事は人力で施工することが一番効率がいいんですね。
そういう時のキャリアある頼れるうちの職人従業員たちです。
仕事は楽しい! 仕事は楽しい! 仕事は楽しい!
もったいない事は良い事だ!!
今日も曳いて、曳いて曳きまくるぞ!!
曳家工事(移動工事)・嵩上げ工事・レベル調整工事(沈下修正工事)の(有)太豊工業
PROFILE
代表取締役社長
安田 厚士
岐阜県立大垣工業高等学校 建築科を卒業。その後、5年間の武者修行を経て、23歳で有限会社 太豊工業へ入社。1級建築士、2級土木施工管理技士の資格を持ち、これまで3,000件以上の施工に携わり、お客様の大切な家・建物を守り続けています。