人の不幸で飯を食う
2015年08月07日(金)
現場の紹介を致します。この現場は一宮市内のとある現場です。
新築途中で建物の位置がずれていることが分かり急遽30㎝斜めに動かすことになりました。
この建物は鉄骨造で基礎は地中梁形式の大変頑丈な基礎工事が施工してありました。
当初、鉄骨上屋のみを動かす方法も考えましたが基礎ごとの方が良いという結論に達し基礎ごと動かしました。
総重量は約150tくらい。地中梁の下まで掘削して30tジャッキをセットして150㎜程度揚げ方をします。
そこの鉄棒のコロをつけて油圧ジャッキで押して動かしました。
建物は大丈夫?とよく聞かれますが建物は重いだけで
構造上強固なのでゆがんだりすることは無い分,、曳家工事は簡単に行えます。あってはならない施工上のミスですが、我社の様な特殊な工種でしか対処できません。
最後の手段は解体しかありませんもんね。
よく「お前の会社は人の不幸で飯食ってるなぁ!」と褒められたりしますがその通りです。
「お客様の不幸を我社で喜びに変え、我社も喜ぶ」
この精神で仕事に取り組みます。
仕事は楽しい! 仕事は楽しい! 仕事は楽しい!
もったいない事は良い事だ!!
今日も曳いて、曳いて曳きまくるぞ!!
曳家工事(移動工事)・嵩上げ工事・レベル調整工事(沈下修正工事)の(有)太豊工業
PROFILE
代表取締役社長
安田 厚士
岐阜県立大垣工業高等学校 建築科を卒業。その後、5年間の武者修行を経て、23歳で有限会社 太豊工業へ入社。1級建築士、2級土木施工管理技士の資格を持ち、これまで3,000件以上の施工に携わり、お客様の大切な家・建物を守り続けています。
