茶室の曳家工事(直曳き編)
2016年08月08日(月)
今日の現場は、松井建設株式会社の特別養護施設友和苑様の茶室曳家工事です。
いよいよ30mの直線移動工事が始まりました。道レールは3列でローラーは6か所設置されています。
4か所でも重量的には問題ありませんが、4か所の場合、1か所に支障が起きると残り3か所となり非常に危険が生じる為、
必ず4か所以上の「アシ」を付けることが鉄則です。
曳家工事には今回「チルホール」という道具を使い曳家をしました。
簡易な道具で移動工事が出来るので簡単そうに見えますが、実は・・・簡単なんです。
しかし曳家工事は段取り八分といわれるくらいほとんどが地球と切り離すまでが大変なんです。
そんなところをまた紹介しますね!
PROFILE
代表取締役社長
安田 厚士
岐阜県立大垣工業高等学校 建築科を卒業。その後、5年間の武者修行を経て、23歳で有限会社 太豊工業へ入社。1級建築士、2級土木施工管理技士の資格を持ち、これまで3,000件以上の施工に携わり、お客様の大切な家・建物を守り続けています。