六角形の鐘楼移動工事
2016年06月10日(金)
今日の現場は安八町で社寺建築専門の渡部社寺建築事務所の現場です。
お寺の鐘楼の曳家工事は数々施工してきましたが六角形の鐘楼は初めてです。
石積みの基壇を解体し鉄筋コンクリートの基壇に作り替える為の仮移動工事です。
この手の建物は上部の屋根が重たく下は柱のみという変重した大変不安定な建物ゆえ、
鋼材で根がらみをして筋違い補強をいれます。
この鋼材のお陰で下が重たくなり安定した建物になります。
又、よく質問されますが鐘は外した方がいいんじゃないですかと聞かれますが、
これはついていた方が建物の重心を下げる働きをしますので絶対に外しません。
変わった建物は施工が楽しみです。
仕事は楽しい! 仕事は楽しい! 仕事は楽しい!
もったいない事は良い事だ!!
今日も曳いて、曳いて曳きまくるぞ!!
曳家工事(移動工事)・嵩上げ工事・レベル調整工事(沈下修正工事)の(有)太豊工業
PROFILE
代表取締役社長
安田 厚士
岐阜県立大垣工業高等学校 建築科を卒業。その後、5年間の武者修行を経て、23歳で有限会社 太豊工業へ入社。1級建築士、2級土木施工管理技士の資格を持ち、これまで3,000件以上の施工に携わり、お客様の大切な家・建物を守り続けています。
