安田社長のもったいない道

「見せる!金輪継ぎで!柱が蘇る!」

2020年09月26日(土)

今回は八屋産業株式会社(大垣市)様の住宅古民家柱根継ぎ工事
を施工させていただきました。
柱の根元が完全に朽ち果てて腐っており床が傾いてしまいました。
どの様に対処したらよいのか相談され、柱脚根継ぎを提案しました。
かなりの期間、白蟻に喰われた状態でこれ以上放かっておいては
危険でしたのでジャッキアップして正規の高さまで上げます。
柱の根継ぎは伝統的な手法で「金輪継ぎ(かなわ)」といって
釘などの金物を一切使わず、絶対に座屈しない継手で処理します。
頼れる専属大工が手際よく新設して継ぐ法の柱を前もって作り
ジャッキアップして腐った柱の方のきざみをするので手間がかかります。
昔は根継ぎを隠しましたが、最近は綺麗に根継ぎを行い
「見せる」 仕事をするようになりました。
建築の仕事も「見せる」時代にならなければなりません!!

PROFILE

代表取締役社長

安田 厚士

岐阜県立大垣工業高等学校 建築科を卒業。その後、5年間の武者修行を経て、23歳で有限会社 太豊工業へ入社。1級建築士、2級土木施工管理技士の資格を持ち、これまで3,000件以上の施工に携わり、お客様の大切な家・建物を守り続けています。

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