「嵩上げで柱を交換!宮大工の腕が鳴る!」
2020年05月23日(土)
今回の現場は白木建設株式会社(本巣市)様の神社拝殿 柱脚及び土台取替え工事の現場です。
由緒ある遺跡群に鎮座する神社拝殿で、長年の経年劣化で 柱と土台と框が腐っていたので
取替え新設になります。
土台を取り替える場合、柱にホゾ、土台に溝を設け ズレない様にする為、
ホゾ分の高さを建物ごと嵩上げします。
今回柱も腐食が激しく、金輪継ぎという手法で処理します。
150㎜ほど拝殿を浮かして柱1本ずつ大工仕事をしていきます。
柱1本に1日かかるので、大工さんの手元にずっと付いていて
継手の取り付けが終わったら簡単に据付け調整していきます。
柱の根継ぎが終わったら、今度は新品の土台が入ります。
これが終わると建物が見違えるほどしっかりとした建物になります。
宮大工の仕事ってホント良いですね!!
惚れ惚れします!! 仕事は楽しい!
PROFILE
代表取締役社長
安田 厚士
岐阜県立大垣工業高等学校 建築科を卒業。その後、5年間の武者修行を経て、23歳で有限会社 太豊工業へ入社。1級建築士、2級土木施工管理技士の資格を持ち、これまで3,000件以上の施工に携わり、お客様の大切な家・建物を守り続けています。